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THEOが投資しているETF⑦:ハイイールド国債ETF

THEOは「おまかせ資産運用サービス」ですが、実際にどのようなETF銘柄を売買しているか、詳しく知りたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような疑問にお答えするため、各機能ポートフォリオで保有しているETFを解説していきます。

これまでにご紹介したETFはこちら
THEOが投資しているETF①:米国株式ETF
THEOが投資しているETF②:米ドル建て社債ETF
THEOが投資しているETF③:コモディティ関連ETF・不動産関連ETF
THEOが投資しているETF④:米国成長株式ETF
THEOが投資しているETF⑤:米国国債ETF
THEOが投資しているETF⑥:ESGセレクトETF

今回の記事では、インカム・ポートフォリオに組み入れられている、ハイイールド債のご紹介をしたいと思います。

ハイイールド債とは

ハイイールド債とは、信用格付けが低く、利回り(イールド)が高い債券を指します。信用度が低い(クレジットリスクが高い)ため、他の投資適格債券に比べて、より高い金利が設定されてます。これは相対的に信用度が低い債券は、投資家にとってより魅力的な金利を設定しなければ、資金が集まらないためです。
今回ご紹介させていただくハイイールド債は、お客様のインカムポートフォリオに高い利回りを供給するために組み入れられている重要な保有銘柄です。

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今回の記事では、インカム・ポートフォリオの保有銘柄のうち、ハイイールド債を組み入れている2つのETFの紹介をしたいと思います。

2021年4月30日時点※では、インカム・ポートフォリオの米国国債には以下の2種類のETFが組み入れられています。

SJNK(SPDR®ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETF)

SJNKは米ドル建て短期ハイイールド社債の指数と同等の投資成果を目的に運用されています。
SJNKは3.41年と残存期間が短いため、通常のハイイールド債に比べて金利リスクが抑制されています。

現在、THEOインカムポートフォリオには、10.0%組み入れられています(2021年4月30日時点)。

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SRLN(SPDR® ブラックストーン・シニアローンETF)

シニアローン(優先債)とは、他の債券よりも優先して返済される債券のことです。そのため、他の債券よりも相対的にリスクは低いと見られています。しかしながら、シニアローンは主に信用格付けが低い企業が利用するため、通常の投資適格社債と比べて利回りが高いのが特徴的です。その他の特徴としては、シニアローンはLIBOR(ロンドン市場銀行間取引金利)を基準とした変動金利が採用されているため、金利上昇局面では他の固定金利債券に比べて、ダウンサイドが抑制されています。

現在、THEOインカムポートフォリオには、10.0%組み入れられています(2021年4月30日時点)

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今回はインカム・ポートフォリオの保有銘柄のうち、「ハイイールド債」のご紹介をしました。

今回ご紹介したETFは、以前ご紹介した米国国債や社債に比べてクレジットリスクが高いですが、その対価としてより高い利回りが期待されます。そのため、昨今の低金利環境の中においては、リバランスなどの適切なリスクコントロールをすることで、より高い利回りを皆様のポートフォリオに供給できることが期待されます。

今後も、お客さまがTHEOで実際に保有している銘柄に対するご理解を深めるお手伝いをしていく予定です。


※時期やお客さま状況によって保有されているETFは異なります
※預かり資産が少額な場合、高価格のETFを低価格のETFに置き換える、あるいは、複数の似たような特性をもつETFを1銘柄に置き換えることにより、お客様の目的に沿ったポートフォリオにしています

投資一任運用サービスTHEOに係る手数料等及びリスクについてhttps://theo.blue/policy/cost-risk

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