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【2019年9月】THEO マンスリーレポート

※本記事は過去記事の転載です

THEOは、定期的に組入れETFの見直し(リアロケーション)を行います。この「リアロケーション」と、お客さまのポートフォリオと目標値との乖離を修正する「リバランス」が、THEOの自動運用の主な機能となります。
毎月お届けする本レポートでは、その月の市況および運用状況、並びに月初に行ったリアロケーションについてお届けいたします。
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各機能ポートフォリオの月間運用状況

1.グロース・ポートフォリオ

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グロース・ポートフォリオはUSD(ドル)ベースで3.62%の上昇、JPY(円)ベースでは5.37%の上昇となりました。

前月、米中間の貿易戦争先行きが最悪のシナリオへと向かい始めたと思われた中、9月において、米中が交渉を再開し、共に歩み寄る姿勢を示したことを受けて市場は世界的に好転しました。この影響は、特に日本、韓国を含むアジア圏内の国々への影響が大きく、総じて好結果を残しました。しかし、月末にかけ、米国でトランプ大統領の弾劾を求める調査が始動し、急浮上した米国内での政治的先行き不透明性に扇動され、市場内でリスク回避姿勢が反発し、当月の市場の上げ幅は最終的に縮小されました。

保有銘柄は当月においてすべてがプラスでした。その中において、日本株式が特に好調で1.01%の寄与をポートフォリオにもたらしました。その他にも、企業に対する大幅な減税の発表を受けたインド株式も好調で0.22%の寄与をもたらしました。米国が貿易戦争に対する前月の強硬姿勢に比べ寛容的姿勢を示し始めたことを受けて、米国と密接な関係を持つメキシコ株式も好調で0.21%の寄与をもたらしました。同様に、ヨーロッパ株式も好調で0.49%の寄与をもたらしました。米国市場において、現時点においてTHEOアルゴリズムの投資対象である米国バリュー株式への資本流入が顕著で、米国バリュー株式が総じて1.45%の寄与をもたらしました。

相反して現時点において、THEOアルゴリズムによって投資対象とされてない、米国成長株式が、貿易摩擦の影響を受けたテクノロジー企業の収益見込み下方修正を受け、総じて不調でした。リアロケーション対象月ではありませんでしたので、月初の銘柄と配分の見直しは行いませんでした。

2.インカム・ポートフォリオ

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インカム・ポートフォリオはUSD(ドル)ベースで0.40%下落し、JPY(円)ベースでは1.69%の上昇となりました。

世界経済成長鈍化及び悪化する貿易戦争を受けてリスクオフ姿勢が観測された前月に比べ、当月においては、クレジットスプレッドが縮小し、リスク選好姿勢が市場に戻り、長期金利が反発しました。さらに、当月もFEDによりFF金利の引き下げが発表され、年内のさらなる利下げには踏み切らないであろうとの市場内の見解を受け、短期金利が反発しました。

ポートフォリオの保有銘柄では、クレジットスプレッド縮小及び金利の上昇を受け、満期が短くクレジットリスクの高い米ドル建てのシニアバンクローンが好調で0.11%の寄与をもたらしました。同様にクレジットリスクの高い債券が軒並み好調でしたが、満期がそれほど短くない短期ハイイールド債からの寄与は0.04%に留まりました。一方、金利上昇またリスクオンの影響を受け、超長期債が不調で0.07%のマイナスをもたらしました。同様に満期の長い債券が不調で、米ドル建て投資適格社債が0.10%、米国7-10年債券が0.18%のマイナスをもたらしました。当月のリアロケーションにおいて、新興国債を売り払い、満期の短い米ドル建てのシニアバンクローンも売りました。

一方、比較的満期の長いハイイールド社債を買い戻しました。この結果、保有銘柄中の平均デュレーションは6.04年へと上昇し、ボンドイールド平均は2.95%に上昇しました。

3.インフレヘッジ・ポートフォリオ

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インフレヘッジ・ポートフォリオはUSD(ドル)ベースで0.18%下落し、JPY(円)ベースでは1.52%の上昇となりました。

当月においては、米国FF金利の誘導目標追加引き下げの決定を受け、低下する金利に比べて魅力的なリターンを提供する不動産株式が総じて好調でした。上述の貿易戦争好転を受けて、市場内では一転リスクオン姿勢が始まり、安全資産である金、銀から資本が流出しました。前月において下落した物価が反発した中、物価連動債は前月に比べて上昇した金利の影響を受けて不調でした。

好調であった米国不動産株式が0.44%の寄与をもたらしました。当月において好調であった株式市場の影響を受け、インフラ関連株式が0.21%、林業関連株式が0.11%の寄与をもたらしました。上述のリスクオン姿勢に押され、貴金属が反落し、金が0.47%、銀が0.36%のマイナスをもたらしました。また、当月において反発したコモディティETFが0.20%の寄与をもたらした一方、前月に比べ反発した金利、及び、縮小するクレジットスプレッドの影響を受け、比較的満期が長く、クレジットリスクの低い物価連動債が0.33%のマイナスをもたらしました。なお、インフレヘッジ・ポートフォリオの参照指数である輸入物価指数は前月比0.43%の減少、また8月の指数の前月比減少幅は0.10%の下方修正となっております。

月次のリアロケーションによるポートフォリオの変更はありませんでした。

累積収益率

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※上記の各機能ポートフォリオのパフォーマンス及び運用状況に係るコメントは、当月1ヶ月間を通じた弊社モデルポートフォリオのものです。モデルポートフォリオは、THEOの運用方針に基づき、弊社が実際に運用しているものです。各機能ポートフォリオは、300万円以上の資産残高となっています。モデルポートフォリオのパフォーマンスは、配当再投資、運用報酬控除前、税金・取引手数料控除後で計算されています。THEOのお客様のポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除後、取引手数料は無料で計算されます。また、月中の入出金や資産残高によっても、そのポートフォリオはモデルポートフォリオとは異なりますので、その運用結果は同一とはなりません。その旨ご留意ください。

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THEOの運用については、こちらの「THEOの仕組み」をご覧ください。運用方針、運用モデルについて、詳しくは、「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。

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