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【2018年10月】THEO マンスリーレポート

※本記事は過去記事の転載です

THEOは、定期的に組入れETFの見直し(リアロケーション)を行います。この「リアロケーション」と、お客さまのポートフォリオと目標値との乖離を修正する「リバランス」が、THEOの自動運用の主な機能となります。
毎月お届けする本レポートでは、その月の市況および運用状況、並びに月初に行ったリアロケーションについてお届けいたします。
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各機能ポートフォリオの月間運用状況

1.グロース・ポートフォリオ
グロース・ポートフォリオは米ドルベースで-8.30%下落し、円ベースでは円高により-8.88%の下落となりました。

米国金利は、経済指標の強さが一因となって月初めに大きく上昇しました。この金利上昇が、米国・中国間の貿易摩擦が続く状況とあいまって米国株式の売りを招き、さらには最も安全な資産を除く全ての資産が売られる世界的な“リスク回避”相場につながりました。米国株式の下落幅は今年2月以来の大きさとなりましたが、特定のイベントに起因するものというよりは、「今年株式が買われすぎてきた」と感じている投資家心理に因るものと見られています。

ポートフォリオの保有銘柄および投資ユニバース全体としては、ブラジルを除き全てのETFが大きな下げとなりました。米国では、ポートフォリオにおいてグロース株よりオーバーウェイトしてきたバリュー株は、相場の下落局面でよく見られるようにグロース株を大きくアウトパフォームし、大型バリュー株は投資ユニバースの中で2番目にパフォーマンスが良かったにも関わらず、米国株式全体としては-2.54%のマイナス寄与となりました。

さらに欧州株式が-1.05%のマイナス寄与、アジア株式が-4.21%のマイナス寄与となりました。一方、インド株式は前月のインドでの金融危機後いくらか回復し、下落幅は他のアジア株式市場と比べるとかなり小幅にとどまりました。このような下落局面の中、過去数カ月厳しい停滞に陥っており10月は唯一上昇となったブラジルは19%の大きな上昇で0.13%のプラス寄与となりました。その他の多くの新興国は非常に不調で、メキシコの下落幅は17%以上、-0.20%のマイナス寄与となりました。

四半期のリアロケーションにおいて、主要な変更としては、ほぼ全ての台湾株式を売却し、米国大型・中型バリュー株への入れ替えをおこないました。

2.インカム・ポートフォリオ
インカム・ポートフォリオは米ドルベースで-1.47%下落し、円ベースでは円高により-2.13%の下落となりました。

前述の、特に長期・超長期の金利上昇により、米国債券市場は下落しました。月後半には、よりリスクの高い資産からの投資家の流入により米国債券は部分的には回復しましたが、イールドカーブ上最も長い年限の金利は上昇を続けました。さらに、リスク資産の投げ売りがクレジットスプレッド拡大につながったことでハイイールド債券に大きく影響しました。加えて、イタリア財政赤字に関するEUとイタリア間の確執が欧州債の重しとなり、かつこの確執と米国での金利上昇がユーロ安を招き、欧州債の米ドル建て評価を下げることとなりました。

ポートフォリオの保有銘柄では、ハイイールド債・新興国債券が投資家のリスク資産からの逃避により下落し、一方で米国債や他の信用力の高い債券は金利の上昇により下落した結果、全てのETF銘柄が下落しました。米国債は-0.41%のマイナス寄与となり、投資適格社債は-0.51%のマイナス寄与となりました。新興国債およびハイイールド債も、それぞれ-0.25%と-0.17%のマイナス寄与となりました。最も下落率が小さかったのは米国中期債券と銀行のシニアローンで、これらの資産はポートフォリオの25%近くを占めていましたが、合わせて-0.07%のマイナス寄与となりました。

リアロケーション対象月ではありませんでしたので、月初の銘柄と配分の見直しは行いませんでした。ポートフォリオのデュレーションは8.04年でほとんど変わらず、一方、平均利回りは4.25%へ上昇しました。

3.インフレヘッジ・ポートフォリオ
インフレヘッジ・ポートフォリオは米ドルベースで-2.29%下落し、円ベースでは円高により-2.91%の下落となりました。

2カ月連続で米国金利は跳ね上がりかつ株式は下落となりましたが、10月の変動幅は9月より大きく、また下旬の反発は9月より小さくなりました。また、続いて起こった質への逃避が、金を除くほぼすべての実物資産を押し下げました。OPECによる原油需要予測の下方修正、他の原油供給元からの供給量の増加、また供給量を高く維持させようとするインド・米国による政治的圧力が、9月末比での原油価格の上昇を覆す形となりました。

ポートフォリオの保有銘柄では金を除く全てのETF銘柄が下落しました。金は0.31%のプラス寄与となったものの、その他のETF銘柄の損失を少々打ち消すにとどまりました。金利の上昇により不動産および米国物価連動国債が下落し(それぞれ-0.58%と-0.46%のマイナス寄与)、株式関連のETF銘柄が世界的な株式の下落により下げました(-0.56%のマイナス寄与)。また、原油価格の下落が最も大きな要因となり、コモディティは-0.88%のマイナス寄与となりました。10月の輸入物価指数は、9月の原油価格上昇を1ヵ月遅れで反映し1.57%の上昇となり、一方で9月の輸入物価指数は0.1%下方修正されました。

月次のリアロケーションにおいて、銘柄と配分の見直しはありませんでした。

累積収益率

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※上記の各機能ポートフォリオのパフォーマンス及び運用状況に係るコメントは、当月1ヶ月間を通じた弊社モデルポートフォリオのものです。モデルポートフォリオは、THEOの運用方針に基づき、弊社が実際に運用しているものです。各機能ポートフォリオは、300万円以上の資産残高となっています。モデルポートフォリオのパフォーマンスは、配当再投資、運用報酬控除前、税金・取引手数料控除後で計算されています。THEOのお客様のポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除後、取引手数料は無料で計算されます。また、月中の入出金や資産残高によっても、そのポートフォリオはモデルポートフォリオとは異なりますので、その運用結果は同一とはなりません。その旨ご留意ください。

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THEOの運用については、こちらの「THEOの仕組み」をご覧ください。運用方針、運用モデルについて、詳しくは、「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。

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