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相場が不安定なときにお客さまはどう行動している?(アンケート結果発表)

2024年7月後半から8月初旬にかけて、株式市場が下落、為替も大きく変動するなど、相場が不安定な状況となりました。このような市場に対して大きな不安を抱いたお客さまも多かったことだと思います。
こんな時どうしたら良いのか?みんなはどのような行動をとるのか?など気になった方もいらっしゃると思います。


アンケートの結果

そこで、THEOをご利用のお客さまへの緊急アンケートを実施しました。
アンケートでは、「相場が不安定な時にどう行動しますか?」という問いに対し、3問の選択肢からお選びいただく内容になっています。

※2024年8月8-9日実施のアンケート
※回答数:17,385件

実にTHEOの96%のお客さまは、このような相場が不安な時でも「長期投資の前提なので静観」もしくは、「チャンスだと思って追加入金する」と回答されています。

相場の急変時は、ご自身の資産価格が目減りしてしまい、不安に思われている方もいらっしゃるかと思いますが、このような環境の中でも、重要なのは、投資のタイミングの分散になります。

投資タイミングの分散(積立)の重要性

資産価格は、長い時間をかけて、上がったり下がったりを繰り返しながら成長していきます。もし一定の金額を毎月積み立てていくのであれば、ある時には価格が下がったタイミングで買うことが出来るかもしれません。一方で、ある時には価格が上がってしまったタイミングで買うかもしれません。

下がったタイミングで買えるのであれば、安く、たくさん買えます。一方で、上がってしまったタイミングであれば、高く買うので、少なく買うことになります。
こうして、価格の上がっているときも下がっているときも同じ金額で、決まったサイクルで買い続けることで、購入時の金額を平準化することができ、投資のタイミングによるリスクを分散させることができるのです。

THEOのお客さまの実におよそ8割の方が、「積立」での運用を行っております。積立投資は、まさに、投資タイミングの分散を行う手段になります。

分散投資の重要性

投資タイミングの分散の他に、もう一つ重要な分散があります。それは、投資する国や地域、資産(アセットクラス)の分散です。

投資をはじめてみようと思う方のなかには、よく知っている企業の株式や、日経平均株価、S&P500などのインデックスに連動した投資信託を買ってみよう、とお考えの方もいらっしゃると思います。

預金でお金を眠らせておくのに比べれば、投資に回してお金に働いてもらうのは賢い選択と言えると思いますが、投資する資産の対象が偏っているとリスクを受けやすく、注意が必要です。

例えば、ある国、ある企業の株式だけに、保有資産のほとんどを投資していた場合、もしその国や企業の株が何らかの理由で急落したときにはその影響をそのまま受けてしまうことになります。

投資の大原則と言われる格言の一つに、すべての卵を一つのカゴに盛るな(Don’t put all your eggs in one basket)というものがあります。投資する対象は一つだけでなく、さまざまなものに分散させて大きなリスクを防ごう、というものです。

THEOはどのくらい幅広い分散投資をしている?

THEOは、約30種類のETF(上場投資信託)への投資により、最終的に20,000銘柄以上への投資を実現しています。徹底的な分散投資を行うことでリスクの低減を図っています。

THEOは、国・地域の分散と資産(アセットクラス)の分散をグローバルに行っています。
株式(グロース・ポートフォリオ)のETF銘柄を見ると、日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国、インド、南米など世界中の国や地域が投資対象になっていることがお分かりになるかと思います。

また、債券(インカム・ポートフォリオ)や、金・銀、不動産などといった実物資産(インフレヘッジ・ポートフォリオ)にも投資をし、株式とは違う値動きをするとされている資産にも分散して投資をしています。

このように国や地域、資産を分散させることで、株式市場の相場が不安定になった時や、為替が大きく動いた時、インフレが起きた時など、様々な有事に対し、できる限りリスクを抑えられるよう分散を行っています。

投資の基本(長期・積立・分散)の徹底を

市場は、生き物といわれ、時折大きな動きが起こります。そうした中でも、短期的な動きには惑わされず、THEOは「長期・分散・積立」による投資を推奨しています。

① 2018年10月~12月(米中貿易摩擦などによる市場の混乱):-10.4% 
② 2020年1月~3月  (コロナショック):-18.5% 
(上記パフォーマンス計測のもととなるデータの詳細はこちら

(出所)各種データを元にお金のデザイン作成
※THEO:代表的なポートフォリオの実績を元に算出。
※世界株式: S&P グローバル 1200 指数、日本株式: TOPIX
※全て円ベースのトータルリターン

また、2018年10~12月期のマイナス幅を追加投資を一切せずに取り戻すには11カ月、2020年1~3月のケースでは9カ月を要しましたが、たとえ10%を超えるマイナスに直面しても、1年以内に回復することができました。

※THEOの代表的なポートフォリオ(LGP:54%, ICP:35%, IHP:11%)の実績を元に作成
※2016年3月を100として指数化

THEOのように分散されたポートフォリオで長期運用を心がけることで、着実に資産を増やしていくことが可能となるのです。

重要な、ポートフォリオの割合調整等のメンテナンスもすべてTHEOにおまかせいただくことができます。

相場が不安定な時こそ、アンケートの回答にも多かった、「長期投資の前提なので静観する」ことが大事であり、「チャンスだと思って追加入金する」ことも「長期」を見据えた資産運用の行動と言えます。

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THEOの運用については、「THEOの仕組み」をご覧ください。
運用方針、運用モデルについて、詳しくは「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。

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