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新年のご挨拶 〜代表取締役社長より〜

新年、おめでとうございます。旧年中は、弊社サービスをご愛顧頂き、誠にありがとうございました。
また、能登半島地震により被害に遭われた方々におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

さて昨年を振り返ると、数十年ぶりの水準にまで高騰していたインフレ率は大きく減速し、世界経済はパンデミックや安全保障リスクによる混乱からの回復が続いています。
その強靭さに安堵する一方、残念ながら多くの構造的問題は本質的に解決されたわけではなく、経済成長の地域格差や地政学的な分断は一層深まり、国際協調が求められる課題の多くが達成の糸口さえも見出せない状況であることに変わりはありません。また、各国国内の分断が固定化されつつあるなか、今年は多くの国で選挙が予定されており、流動的な政治体制が世界経済の脆弱性を高めます。
我が国に目を向けると、人口減少・高齢化・長寿化の進展という大きな社会構造の変化の最中にあります。また、ライフスタイルは多様化し、かつての一億総中流といわれた時代の標準的世帯モデルは空洞化しています。

資本主義と民主主義が同時に転換点を迎えつつある世界。そして我が国の成熟経済・社会において、これからの国民生活の支えとなるような新たな国家戦略が求められます。
そうしたなか、昨年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2023」では、2,000兆円を超える家計金融資産の開放を成長に繋げ、その恩恵を家計に還元すること(成長と分配の好循環)を目指す「資産運用立国」の方針が示されました。NISA制度の抜本的拡充等が柱となる「資産所得倍増プラン」や、資産運用会社とアセットオーナーに抜本的改革を求める「資産運用立国実現プラン」など、具体的な取組みも進展しています。

人生100年時代に備える。一度きりの人生を自分らしく生きる。不確実性を可能性に、不安を希望に変える。そのための資産形成・管理が求められます(自助の充実)。しかし、自助の充実には多くの、そして時に大きな負担がかかります。例えば、リテラシーの向上には学びの負担が、アドバイスにはその実行の負担が、管理には手間のかかる継続的な作業の負担がかかります。
我々が目指すのはデジタル技術活用によるイノベーションで、その負担を軽減すること。おひとりお一人が、ご自身のニーズに合った資産形成・管理を、負担なく行なっていただけるような仕組みを提供することです。
金融と非金融の垣根を超えた連携、顧客起点でのパーソナライズされたサービス、アプリでのお客さまとの継続的なつながり、サービスの持続的進化など、これまでにない新しい独自の価値提供によって、お客さまお一人おひとりに寄り添う資産形成・管理サービスを実現してまいります。

本年も社員一同、皆さまにご満足頂けるサービスを心掛け邁進してまいります。これまで同様のご愛顧を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

お金のデザイン
代表取締役社長 山辺僚一


【ご参考】
昨年は、以下のような事業の拡張・進化を実現してまいりました。

・THEO+iBankの提供を開始
 iBank社が運営する銀行アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」とAPI連携。アプリで、運用状況の確認や入金手続き、ポイント投資(myCoin)をアプリ内でシームレスに行うことができます。1万円から運用開始、1円から追加入金可能なサービスです。

・THEO+docomoで「ポイント入金機能」の提供を開始
既存機能の「① dポイント付与」、「② dカード積み立て(おつり積み立て、毎月積み立て)」、「③ d払い入金」、「④ はたらく貯金箱(dスマートバンク)」に加え、dポイントを資産運用資金として入金できる「⑤ ポイント入金機能」の提供を開始。ドコモユーザー/dポイントクラブ会員の方々の日常と金融をさらに一層近づける進化となりました。

・THEOの「リスク調整機能」でビジネスモデル特許取得
リスク調整機能」は、お客さまがロボアド以外でお持ちの資産を考慮し(現在は国内株式が入力可能、順次拡大予定)、保有資産全体で最適なポートフォリオを提案する機能です。

・CHEER証券のお客さま向けに新たなロボアド「おまかせ運用」の提供を開始
CHEER証券との協業により、500円からの資産運用が可能なロボアド「おまかせ運用」の提供を開始しました。お客さまは、CHEER証券に口座開設していただくことにより、ご利用が可能になります。

・CHEER証券「おまかせ運用」でのロボアド新NISA対応
投資枠が拡大し、非課税期間も無期限になるなど、大きく生まれ変わるNISA制度に対応したロボアド運用サービスを2024年1月より提供予定です。

・投資信託の取扱証券会社の拡大
当社では、ロボアドサービス運営で培った知見や技術を活用した投資信託を提供しています。東海東京フィナンシャルホールディングス株式会社のグループ企業に加え、マネックス証券、松井証券での取扱いが開始となりました。

・東海東京アセットマネジメント株式会社(TTAM)の100%子会社化
現在、TTAMではファンドラップ(対面おまかせ資産運用サービス)を提供、当社はロボアド(デジタルおまかせ資産運用サービス)を提供しております。今後、両社がそれぞれの事業領域で培った強みを相互補完的に活用し、「ファンドラップのロボアド化」を推進する計画です。対面サービスの丁寧なコミュニケーションや安心感はそのままに、デジタル技術の活用によって利便性や運用クオリティを大幅に強化。富裕層向けサービスであるファンドラップの革新的なモデルチェンジを目指します。全世代/全世帯での資産運用が求められる時代、社会全体と向き合うサービス展開を実現してまいります。


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THEOの運用については、「THEOの仕組み」をご覧ください。
運用方針、運用モデルについて、詳しくは「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。

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