相場が急落した2024年8月、どのくらい出金された?
2024年7月後半から8月初旬にかけて、株式市場が下落、為替も大きく変動しました。
8月5日には、日経平均株価が歴史的な急落を記録しブラックマンデー超えの歴史的急落となりました。
売りが売りをよぶパニック相場となり、下げ幅が拡大しました。
THEOを利用されているお客さまも、このまま運用を続けて大丈夫だろうかと不安に思われた方も少なくないと思います。
THEOをご利用されている方の多くは長期で資産運用をお考えの方が多く、このような状況でも落ち着いた対応をされていました。
実際、弊社で緊急アンケートを実施したところ、THEOの96%のお客さまは、このような相場が不安定な時でも「長期投資の前提なので静観」もしくは、「チャンスだと思って追加入金する」と回答されています。
では、THEOをご利用されているお客さまはどのくらいの方がこのタイミングで「出金」または「解約」をされたのでしょうか。
2024年8月5日に出金・解約したのは、全体の0.44%
振り返ってみると、2024年8月2日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が急落し、2,216円(5.8%)安の3万5,909円の終値をつけ、8月5日(月)もその動きが継続し、さらに4,451円(12.4%)安の3万1458円と更に大きく下落して終了しました。
また、同時期に円高も進行し、8月2日(金)には1ドル146円台をつけ、さらに8月5日(月)には一時142円台をつけました。
円高は日本の輸出企業にとっては不利になるとされているため、株価の下落を助長しますので、このような情報を目にすると投資家は不安を感じ、慌ててご自身が保有する資産を売却されるという方もいらっしゃいます。
THEOをご利用されているお客さまで、2024年8月5日に「出金(一部出金・全額出金)」「解約」を申請された方の割合は、運用されているお客さまのうち0.44%でした。
上述の緊急アンケートの結果通り、相場が不安定な時でも冷静に対応されていたことがわかります。
実際、その後約2か月ほどの時間をかけて為替は150円台になり、日経平均も40,000円近くになっています。
投資の基本(長期・積立・分散)の徹底を
資産運用を続けていくうえで、短期的には資産は増えたり減ったりを繰り返すことが多いものです。
長期の資産運用では、相場の下落を何度も乗り越えることで時間をかけて資産成長を目指します。
THEOでは徹底的な分散投資を行うことでリスクを抑えた運用をすることが大切だと考えています。
THEOは、約30種類のETF(上場投資信託)への投資により、最終的に20,000銘柄以上への投資を実現しています。徹底的な分散投資を行うことでリスクの低減を図っています。
THEOは、国・地域の分散と資産(アセットクラス)の分散をグローバルに行っています。
株式(グロース・ポートフォリオ)のETF銘柄を見ると、日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国、インド、南米など世界中の国や地域が投資対象になっていることがお分かりになるかと思います。
また、債券(インカム・ポートフォリオ)や、金・銀、不動産などといった実物資産(インフレヘッジ・ポートフォリオ)にも投資をし、株式とは違う値動きをするとされている資産にも分散して投資をしています。
このように国や地域、資産を分散させることで、株式市場の相場が不安定になった時や、為替が大きく動いた時、インフレが起きた時など、様々な有事に対し、できる限りリスクを抑えられるよう分散を行っています。
市場は、生き物といわれ、時折大きな動きが起こります。そうした中でも、短期的な動きには惑わされず、THEOは「長期・分散・積立」による投資を推奨しています。
THEOのように分散されたポートフォリオで長期運用を心がけることで、着実に資産を増やしていくことが可能となるのです。
相場が不安定な時こそ、アンケートの回答にも多かった「長期投資の前提なので静観する」ことが大事であり、「チャンスだと思って追加入金する」ことも「長期」を見据えた資産運用の行動と言えます。
・・・
THEOの特徴について、詳しくは「THEOについて」をご覧ください。
運用方針、運用モデルについて、詳しくは「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。