THEOはいつ入金すればいいの?最適な入金タイミングについて #これからのお金と資産運用の話
お客さまより「いつ入金したら良いかわからない」というご相談をいただくことがあります。
今回は気になる入金のタイミングについて、お届けします。
価格が常に変わる金融資産は、
安い時に買うのがお得?
よく言われるのが「価格(株価など)が下がった時に買うのが一番良い」という考え方です。
株式や債券など、金融市場は「周期的な変動」を繰り返しています。「◯円上がった」「△円下がった」と経済ニュースや新聞で聞くこともあるかと思いますが、価格が上がったら下がり、下がったら上がるのが金融市場です。
上記の図の場合で考えてみましょう。
例えば300円分の株を買うとしましょう。
2月にはいくつ買えるでしょう?
300円÷150円=2なので、2株ですね。
では3月ではどうでしょうか。
300円÷50円=6で6株となります。
この図のように株価が推移するとしたら、一番安く買えるのは3月ということになります。もし3月に購入した株の価格がその後値上がりした場合は、2月に購入した場合よりもお得に購入できたと言えるでしょう。こうして見ると、適切な投資タイミングは「価格(株価など)が下がっているとき」と思う方が多いのもわかりますね。
「今が適切なタイミング」と判断することは、プロでも難しい
では、みなさんも常に株式の価格をチェックして、下がった時に入金をすれば良いのでしょうか?
実際のところ、そうとも言い切れません。
株価は毎日変動し続けます。今が一番低いと思っても、次の日、その翌日、もっと下がることもあります。また、下がるまで待とうと思っているうちにどんどん高くなってしまうこともあります。
安い時に買い、高い時に売る、ということができているのは、時間をかけて勉強をしていて、トレードのみで生計を立てているデイトレーダーや、もしくはプロとして運用している大手の運用会社のファンドマネージャーを想像されるかと思います。
では、すべてのデイトレーダーは成功しているでしょうか?ファンドマネージャーに預けている人がすべて儲かっているのでしょうか?残念ながらそうではありませんよね。タイミングを見計らって投資するというのはプロでも難しいことなのです。
一番賢い投資方法は「積立による投資」を「1日でも早く」はじめること。
THEOは長期でおまかせ分散投資をするサービスです。
デイトレードのような短期投資と違い、長期投資はより安定的に資産形成をする方法です。
長期投資をするうえで押さえておきたい2つのポイントがあります。
まず一つ目は「積立投資」です。
投資はたった一度のタイミングで行うのではなく、定期的に分けて行うことで、リスクを抑えることができます。
時間を分散させて、定期的に同額の投資を行うことを「ドルコスト平均法」と言い、投資においてはポピュラーな考え方になっています。金融商品を、価格が変動して高い時も低い時も、一定の投資金額で定期的に購入していくことで買付価格を均(なら)して、一度に投資するよりも高値で買ってしまうリスクを減らすことができるのです。
積立のように長期間一定の投資金額で購入し続けると購入単価を平準化することができます。
相場の上がり下がりに左右されて、投資タイミングを逃してしまうのはもったいないことです。一定の投資金額を毎月決まった日に「自動的に」投資に回すことで、株価の上がり下がりによる感情や一過性の判断に左右されずに長期投資を行うことができます。
もう一つ、長期投資のポイントに「複利」があります。
複利の考え方について少し説明しましょう。
お金を運用したり、貸したり、預けたりするときには「金利」がつきます。
例えば、金利10%、元金100万円で運用をし始めた場合、1年で金利が+10万円になったとすると2年目は100万円+10万円の=110万円に対して10%、+11万円が付きます。このように、元手に対してだけでなく、全額(元手+増えた金額)に対して毎年金利がついてくることを「複利」と言います。
リスクを抑えた資産運用をしている場合、年間でも数パーセントしか金利(リターン)が発生しないかもしれません。しかし、10年20年と少額からでも積み立てながら投資をしていった場合、ただ積立で預金している場合とは歴然な差がついてきます。
はやく始めることが結果的に資産形成に役立つということがよくわかりますね。そう考えると、「いつ入金すれば良いのか」と悩んでスタートしないでいるより、一日でもはやく積立投資をはじめることが一番適切であるということがわかります。
(2021年10月追記)THEOが2021年2月に行ったアンケートでは、約6割の方が積立をしつつ自分でタイミングを見て都度入金を行っている、と回答しています。※THEO5周年記念コンテンツより
思い立ったが吉日!いますぐ積立入金をはじめてみてはいかがでしょうか?
・・・
関連記事