THEOが行うメンテナンスとは?
THEOは、お客さま一人ひとりに合わせ自動で資産運用を行っています。今回は「THEOのメンテナンス」というテーマで、THEOの自動運用のなかで行う「リバランス」や「リアロケーション」などについて、インタビュー形式でお話いたします。
こちらは動画でもご覧いただけます。※YouTubeで再生されます。
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Q THEOはどういったメンテナンスを行っているのでしょうか?
おまかせ資産運用サービスのTHEOは、お客さまにご入金いただいた後自動でETFの売買を行っていますが、定期的に「リバランス」「リアロケーション」「リクリエーション」「リプロファイリング」という長期投資に必要な4つのメンテナンスを行っています。
今回は各メンテナンスでどのようなことを行っているのかをお話ししたいと思います。
Q ではまずは「リバランス」について教えてください
お客さま一人ひとりの資産運用の方針に対して、その投資配分を見直すことを「リバランス」と言います。
THEOでは、リバランスを毎月行っており、お客さまの資産運用の方針(各機能ポートフォリオの配分)に沿うように調整しています。
投資しているETF(上場投資信託)の価格は常に変動しています。例えば、ある保有ETFの価格が上昇すると、機能ポートフォリオの配分も変わってきます。
配分が変わると、当初想定していたよりも多くのリスクを取るようになったり、逆に適切なリスクを取らなくなったりします。
これでは最適な資産運用が出来なくなってしまうため、適宜投資配分の見直し、つまり「リバランス」を行うわけです。
Q 2つ目の「リプロファイリング」とは、どういったものでしょうか?
お客さまの年齢の変化に合わせて、機能ポートフォリオの配分を調整することをリプロファイリングと呼び、年に1回行っています。
例えば、お客さまの年齢が上がると、想定上は投資期間が短くなり、もし大きな損失があった場合にはそこから回復するための期間が少なくなってしまいます。
その結果、お客さまのリスクに対する許容度が低下すると考えられます。
そのため、お客さまの年齢が変わるにつれ、ポートフォリオのリスクを下げていくというようなメンテナンスを行っています。これをリプロファイリングと呼んでいるのです。
Q 3つ目の「リクリエーション」というのはどういうものですか?
市場の変化に合わせて、機能ポートフォリオの配分を調整することをリクリエーションと呼んでいます、これも年に1回行っています。
THEOは、機能ポートフォリオそれぞれの長期的なパフォーマンスに関する情報を使用し、リターンの高さ(ハイリターン)、リスクの低さ(ローリスク)、分配金や配当金(キャッシュフロー)、インフレーション対策(インフレヘッジ)などの、4つの投資目標から見た重要性の度合いを測っています。
この情報には、機能ポートフォリオの平均収益率や、リスク、配当利回り、および相関関係なども含んでいます。
リクリエーションでは、市場の変化に応じて、パフォーマンスに関するデータの更新を実施し、お客さまの運用目的を達成するためにポートフォリオの配分を最新の状態にしているのです。
Q そして最後に「リアロケーション」についてですね、これはどういうものなんでしょうか?
リアロケーションとは、市場の変化にあわせて各機能ポートフォリオの投資対象や投資配分の見直しを行うことです。
グロース・ポートフォリオとインカム・ポートフォリオは3ヶ月ごと、インフレヘッジ・ポートフォリオは毎月行っています。
投資しているETFが投資すべき対象かどうかは状況によって変わってきます。
また、市場の状況によっては、それぞれの機能ポートフォリオにおける各ETFの適切な投資配分も変わってきます。
THEOでは定期的に「リアロケーション」を行うことで、投資対象や投資配分の見直しを行っています。
このようにTHEOでは、長期投資に必要なメンテナンスを行いつつ、きめ細かくお客さまの資産運用を行っているのです。
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※本ブログに掲載したポートフォリオ、運用方法の例はTHEOのメンテナンスについてご理解いただくための一例です。実際の運用内容とは異なる場合があります。