THEOの資産運用方針はどう決まっている?
THEOは、お客さま一人ひとりに合わせ自動で資産運用を行っています。ではその資産運用の方針はどのように決まっているのでしょうか。
今回は「THEOの資産運用方針の決め方」というテーマでお金のデザイン 資産運用部長(京都大学 客員准教授)の南が、インタビューに応じました。
こちらは動画でもご覧いただけます。※YouTubeで再生されます。
Q THEOで運用中のお客さまからは、資産運用についてどういった質問が寄せられますか?
お客さまから資産運用について寄せられる質問は、例えば
「THEOはどのような運用をしてくれるの?」
「資産運用方針というのは、どのように決まっていますか?」
「自分の資産運用方針はどこで確認が出来ますか?」
といったものがあります。
今回は、THEOの運用方針や内容についてお話していきたいと思います。
Q THEOの運用の仕組みについて教えてください。
THEOは「機能ポートフォリオ」と呼ばれる3つのポートフォリオで構成されています。
主に長期的に高いリターンを狙う
「グロース・ポートフォリオ(株式ETF中心)」
相対的に安定かつ着実にリターンを狙う
「インカムポート・フォリオ(債券ETF中心)」
株式との相関を避けてリスクを低減させる
「インフレヘッジ・ポートフォリオ」
の、3つのポートフォリオを組み合わせています。
THEOは、これら3つのポートフォリオの中に含まれるETF(上場投資信託)を通じて、世界中の株・債券・実物資産に投資しており、これらの組み合わせによって資産運用方針を決めているのです。
Q そんなに投資対象があるのですね。
このように徹底的な分散投資を行うことで、THEOはリスクの低減を図っているのです。
また、THEOではお客さまの投資目的に合った資産運用を行うため、性質の異なる「機能ポートフォリオ」の組み合わせによって、資産運用方針を決めています。目的別にポートフォリオを組むこのような方式は、世界最大級の年金基金である「CalPERS」(カリフォルニア州職員退職年金基金)が取り入れて、世界的に賞賛を集めた仕組みでもあります。
このような方法でポートフォリオを構成している日本のロボアドバイザーは、現在のところTHEOだけです。※2021年6月現在
Q では、気になる資産運用の方針はどのように決まっているのでしょうか?
「資産運用の方針」とは、THEOにおいては機能ポートフォリオの割合を決めることに相当します。
この割合は主にお客さまの「年齢」「就業状況」「金融資産額」の3つの回答によって決まっています。これらの情報をもとに、231通りある3つの機能ポートフォリオの組み合わせの中から、お客さまの投資目的に最適な資産運用方針を提案しています。
Q 「THEOに任せる」方法と「自分でカスタマイズする」方法では、どう違うのでしょうか?
THEOでは、お客さまの「年齢」「就業状況」「金融資産額」の3つの回答によって、投資目的に最適な資産運用方針を提案するとお話ししました。これが「THEOにおまかせ」という方法になります。
ただし、お客さまにとっては、ご提案した資産運用方針よりも、例えば「インカム・ポートフォリオの割合を上げたい」とか「グロース・ポートフォリオの割合を下げたい」といった要望もあるかと思います。
その場合においては、お客さまご自身で資産運用方針を「カスタマイズ」するということも可能です。機能ポートフォリオの割合の提案以外にサービスに違いはありません。
Q どのように自分でカスタマイズできるのでしょうか?
自分でカスタマイズをする場合、機能ポートフォリオの割合を変更することで、資産運用方針の変更が可能です。
値上がり益重視であれば、7段階、配当・利息重視であれば4段階、インフレ対策重視であれば5段階で変更していただくことが可能です。それぞれのバーの位置を変えることによって資産運用方針を決めることができます。
Q 資産運用方針は、どこで確認出来ますか?
THEOで運用を開始しているお客さまであれば、アプリやWebで確認できます。
<アプリでの確認方法>
アプリで確認する場合はTHEOのアプリへログインしてもらった後、右下の[マイページ]をタップするとお客さまの資産運用方針が表示されます。
<Webでの確認方法(スマホの場合)>
Webでの確認をする場合はマイページへログインした後、右上のメニューバー[≡]をタップします。
その後出てくる[資産運用方針]というボタンををタップすれば、資産運用方針が表示されます。
このようにTHEOでは資産運用方針の決定から運用まで、きめ細かくお客さまの資産運用を行っています。
ぜひご自身の資産運用方針をチェックしてみてください。
・・・
こちらの記事もおすすめです