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資産運用コラム

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投資経験がない方でも「お金」や「資産運用」とどのように向き合えば良いかが、分かるようになる。
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#お金のデザイン

「ひとが投資をすることとは」

前回のブログで触れたことですが、8月の株価の急落を目のあたりにし、株式・債券、更にグローバル投資では避けられない為替リスクを負ってまで、なぜ個人がリスクのある資産で資産形成をしなければならないのだろうと疑問に感じられた方も多いのではないかと思った次第です。 「ひとが投資をするとはどういうことか」をお金のデザイン研究所と京都大學哲学科による共同研究[1]を2021年より進めておりますが、今年の8月に、預金での資産形成と投資による資産形成とは何が違うのだろうかということがテーマ

創業者メッセージ#1「私がお金とかかわったきっかけ」

はじめに はじめまして、株式会社お金のデザイン、取締役副会長の廣瀬です。 2000年に入り、気候変動・パンデミック・政治的緊張・戦争・テロなどが世界各地で発生し、社会的な不安が高まってきています。これからの私たちはどうすればよいのだろうかと、頭を悩ますことが増えてきたように思います。また当たり前だと思っていたことが、実はそうではないことを分かった時の不安や、過去自分がとった説明のつかない行動についての後悔、それがその後の生活/人生にどう影響したのか、更には私にとって、お金の

「しあわせ」と「お金」の関係について研究するのはなぜ? 創業者インタビュー(後編)

お金のデザインは、金融業界で長く活躍してきたファウンダー(谷家衛:現お金のデザイン取締役会長、廣瀬朋由:現お金のデザイン取締役副会長)により設立され、誰もが高度な資産運用ができ、お金の不安に悩まされない人生を送っていただけるよう2016年にロボアドバイザーによるおまかせ資産運用サービスTHEO[テオ]をリリースしました。 今回はあらためて、お金のデザインNewsLetterの編集部員がファウンダーの一人である廣瀬に、最近携わっているという京都大学との研究について聞いてみまし

THEO[テオ]が目指すのは「ゆりかごから墓場まで」の資産運用 創業者インタビュー(前編)

お金のデザインは、金融業界で長く活躍してきたファウンダー(谷家衛:現お金のデザイン取締役会長、廣瀬朋由:現お金のデザイン取締役副会長)により設立され、誰もが高度な資産運用ができ、お金の不安に悩まされない人生を送っていただけるよう、2016年にロボアドバイザーによるおまかせ資産運用サービスTHEO[テオ]をリリースしました。 今回はあらためて、お金のデザインニュースレターの編集部員がファウンダーの一人である廣瀬に、資産運用のことと、最近携わっているという京都大学との研究につい