見出し画像

女性にこそ資産運用が必要な理由

近年、女性の間にも資産運用は広がりを見せています。
2022年現在、おまかせ資産運用THEOのユーザーのうち28%が女性です。その割合は年々増えてきています。

※1 THEO6周年インフォグラフィックスより

資産運用は女性にとって、とても大事です。
性別関係なく資産運用は大切ですが、とりわけ男性より女性にとって重要と言える理由があります。


女性にとって資産運用が大切な「3つの理由」

3つの理由について、詳しく見てみましょう。

1.女性の方が、男性より長生き

新聞やテレビのニュースなどで、「女性のほうが男性よりも長生き」であると聞いたことのある方も多いかと思います。

2021年に厚生労働省が発表した日本人平均寿命(2020年時点)は

男性 81.64歳
女性 87.74歳

となっており、最新のデータでは女性は男性より”6年”も長生きしています。

長生きするということは、その間の生活費が必要であるということです。
仮にその6年間に、ゆとりのある生活を送ることを想定し、1年あたり500万円が必要とします。
すると、500万円×6年=3,000万円も必要になります。
もちろん、年金などでカバーできる部分もあります。ここでお伝えしたいのは、女性は長生きをすることで男性よりも生涯に必要なお金は数千万円増えるということです。

この点からも、女性はより積極的に資産運用に取り組んだほうが良いことは、一目瞭然と言えるでしょう。

2.女性の方が、男性より人生における「変化」がある

女性の方が、男性に比べてライフイベントに伴う「変化」が多い、というのは実感されている方も多いかもしれません。

例えば、出産に伴いキャリアを中断する時期があるかもしれません。
また、配偶者の転勤に伴う転居などで退職することもあるでしょう。
さらに、「介護」の場面では女性の負担は大きく、仕事を辞めざるを得ないケースも考えられます。

最近では男性とそれらの負担をシェアするために、男性の育休取得が進んできていたり、介護などに積極的に取り組む男性も増えていると思いますが、それでも女性の方が負担が多くなることが、まだまだ日本では一般的です。
これらのライフイベントを経る過程で、一時的に収入が絶たれるような場面が女性の人生の中ではよく起こります。

そのような時(=自分が働けないとき)は、無給になってしまいますが、自分のお金を資産運用していれば、自分の代わりにお金が働いてくれます。

例えば・・
一生懸命働いて貯めた100万円を「グローバル分散投資」で運用したらどうなるでしょうか?(長期国際投資の平均利回りを6%で計算した場合※)

1年後:106万円
そして増えた分を取り崩さず、2年目も6%で運用できたら
2年後:112万3,600円
3年後:119万1,000円



このように、ある程度の利回りで資産運用を続けることができれば、資産は増えていきます。長期の資産運用では増えた分も元手にして「お金に働いてもらう」ことが可能になってくるのです。

※上記は利回り6%の場合の例です。年一回の複利計算をしています。税金や手数料等は考慮していません。実際の運用成果や実績ではありません。

3.日本は先進国の中でも男性優位な国=女性が稼ぎにくい国

女性の社会進出は進んできていますが、賃金という面では日本ではまだまだ男女平等とはいえません。
経済協力開発機構(OECD)の調査によると、2020年時点で日本は、男性賃金の中央値を100とした場合、女性は77.5ポイントに止まっています。男女の差は22.5ポイントもあり、順位は先進国の中でもかなり下の方だと言えるでしょう。(OECDが出している女性の主要国平均は88.4ポイントです)

この賃金格差は、今後は徐々に改善されていくでしょう。しかし、現状を見る限り、日本において女性は金銭的に不利な状況であると言わざるを得ません。
女性こそ、しっかりと自身の資産運用に取り組む必要があるのです。

まずは計算してみよう

このブログを読んでくださっている皆さんが、もし20代30代だったら、老後までの長い長い時間を味方につけてできるだけ早く資産運用を始めるのが良いでしょう。

40代、50代、それ以上の方もまだまだ運用をスタートできます。
例えば、100万円を10年、年利6%で運用できたとしたら約179万円になります。
仮に元手となる資金がなくとも、ゼロからスタートし、毎月5万円を積み立てし、年利6%で10年運用し続けたら、なんと819万円になります。
※年一回複利の場合

大切なのは、できるだけ早くはじめて、長いスパンで運用を続けることです。リスクを抑えながら世界の経済成長の恩恵を得ようと思ったら「グローバル分散投資」がおすすめです。(THEOもグローバル分散投資です

グローバル(国際)分散投資とは、資産運用する際にさまざまな金融資産に分散して投資を行うことをいいます。日本だけでなく、アメリカ・欧州などの先進国や新興国など地域の分散、株式・債券・実物資産など資産の種類の分散を組み合わせて、幅広く投資をします。
日本だけでなく世界のあらゆる資産に投資ができるので、日本だけに投資しているのに比べてリスクを抑えることができます。

また、世界に投資することは、”世界経済の成長”に投資しているということです。株式市場は短期的には上がり下がりを繰り返しますが、広い視点で捉えると、世界経済は持続的に成長を続けています。

男性より長生きしやすく、男性より収入が途切れるイベントがありがちな女性こそ、グローバル分散投資による資産運用で「お金に働いてもらうこと」が大切です。

まずはシミュレーションをしてみることからスタートしてみてはいかがでしょうか。

資産運用シミュレーション : 金融庁

 ・・・

THEOの運用については、「THEOの仕組み」をご覧ください。
運用方針、運用モデルについて、詳しくは「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。

株式会社お金のデザイン
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2796号
加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会
リスク・手数料の詳細はこちら

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!