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リプロファイリングってどんな効果があるの?


年に1度のメンテナンス「リプロファイリング」を実施しました

THEOは、簡単な質問にお答えいただき、お客さまの年齢や就業状況に合わせてオーダーメイドのポートフォリオをご提案し、おまかせで運用をします。

おまかせ運用を始めたあとは、THEOがポートフォリオのメンテナンスを継続的におこないます。このメンテナンスには、毎月定期的におこなう「リバランス」、各機能ポートフォリオ内での投資配分や投資すべきETFを見直す「リアロケーション」、市場変化やお客様の年齢によって各機能ポートフォリオへの投資配分を変更する「リクリエーション」「リプロファイリング」があります。

「THEOにおまかせ」で運用をされている方は、お客さまの年齢に応じて機能ポートフォリオの割合を自動的に更新する「リプロファイリング」(※)を毎年実施しています。
2024年のリプロファイリングは、8月末に実施しました。

リプロファイリングとは?

リプロファイリングの対象となるお客さまは、「THEOにおまかせ」で運用をされている方のうち、一定の条件を満たす方※のみとなります。
(※前回のリプロファイリングからの経過期間によっては対象外となるなど、複数の条件があります)

リプロファイリングにはどのような効果があるの?

リプロファイリングを実施した後は、以下のような変化があります。

・資産運用方針を決定するための運用プロフィールの年齢が変更されます(※変更されない場合もあります)
・機能ポートフォリオ「グロース」「インカム」「インフレヘッジ」の割合が変更されます(※変更されない場合もあります)

お客さまごとに誕生日が異なりますが、全てのお客さまのリプロファイリングを一斉におこないますので、リプロファイリング後の運用プロフィールの年齢が実年齢と異なる場合があります。
リプロファイリングは毎年実施していますので、実年齢と運用プロフィールの年齢が異なっても特に心配はありません。

年齢とともにリスク許容度が下がるため、通常はグロースポートフォリオの割合が小さくなりますが、リプロファイリングにより運用プロフィールの年齢が変更されても、機能ポートフォリオの割合が変動しない場合もあります。
これは、年齢が1歳上がることでポートフォリオの割合が変更にならないケースがあるためです。
その場合でも、THEOの運用を継続していただくことで、機能ポートフォリオの割合が少しずつ変化していきます。
年齢とともに、少しずつ「リスク」を抑えたポートフォリオに変更していくのが「リプロファイリング」の効果です。


リスクとは? リスクを管理するってなぜ重要なの?

「リスク」という言葉は、通常は「危険」という意味で使われることが多いですが、資産運用においては「バラつき」「不確実性」という意味で使われます。
リスクが大きいとは、リターンの振れが大きいということであり、リスクが小さいとは、リターンの振れが小さいということを意味します。
前段で触れた「年齢とともにリスクを抑えたポートフォリオに変更する」というのは、就業により収入を得られる残りの期間が長い人(=若い人)ほどリスクを大きくすることができ、就業可能年数が短くなるにつれてリスクを小さくする、という考え方に基づいています。

リプロファイリングによるポートフォリオ変更のイメージ
年齢とともにリスクを抑えたポートフォリオに変化していきます。

過去の世界の市場の値動きを見ても、大きな下げ局面というのは繰り返し発生しています。
そのような時でも、過去を振り返ると時間をかけて相場は回復しています。
評価額が下がる、収益率が下がるといった状況を目前にすると、どこまで下がるのか不安に思うこともあるでしょう。
そんな時は、過去の大きな下落局面を振り返ってみるとよいでしょう。
リーマンショックやコロナショックのような世界的な相場の下落があっても、時間をかけて回復しています。

出典:Yahoo!Finance より弊社作成

時間をかければ回復することは過去の経験でも明らかですが、どれだけの時間をかけられるかは年齢によって異なり、年齢が若いほど、リスクが高くても相場が戻るまでの時間を長くとることができます。
それは、年齢が若いほど資産運用をする時間を長くとることができるからです。

THEOでは年齢が高くなるほどリスクを抑えることで、資産の下落幅を抑えるようなポートフォリオをご提案しております。
ポートフォリオをメンテナンスすることは、リスクを管理するということです。
このようなリスク管理をしているのは、ロボアドの中でもTHEOだけなのです。

リスクの調整だけではない、THEOのリプロファイリング

また、THEOのリプロファイリングはリスクを下げるだけでなく、インフレリスクに対するヘッジ機能の調整も行っています。
昨今、物価の上昇を肌で感じている方も多いかと思います。一般には、就業されている方、特に若年層の方は、インフレとともに給与も上昇する傾向にあるため、インフレ耐性は強いと考えられます。
一方で、退職が近づいている方や退職された方は、給与の上昇が限定的であったり、給与収入がなくなることなどから、インフレに対する耐性が弱い傾向にあると考えられます。
そこでTHEOでは、年齢が上がるにつれて少しずつインフレヘッジ・ポートフォリオの配分を高め、インフレへの対応を行っています。
こういった細かい調整こそが一生涯にわたっておまかせできるTHEOであると私どもは考えています。

ポートフォリオをきめ細かくメンテナンスすることでリスクを適切に管理

THEOは、リプロファイリング以外にも「リバランス」「リアロケーション」「リクリエーション」といった、様々なポートフォリオのメンテナンスを実施しています。
わたしたちは、THEOを通じて一生涯の資産運用をおまかせいただきたいと考えています。
リスクを適切に管理しながら、常に年齢や就業状況に合った最適なバランスで運用を継続していただくことが最も重要と考えています。

このようなメンテナンスは、自分でやろうとすると手間がかかります。
どのようなメンテナンスが必要なのか、タイミングや内容を判断するための知識も必要になります。
手間も時間もかかるメンテナンスを、THEOは自動で行っています。
運用はTHEOにおまかせいただき、相場の動きに一喜一憂せず、長期・分散・積立を継続し将来の資産形成にTHEOをお役立ていただきたいと考えています。

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THEOの運用については、「THEOの仕組み」をご覧ください。
運用方針、運用モデルについて、詳しくは「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。

「プロとAIがいる、おまかせ資産運用THEO[テオ]」
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株式会社お金のデザイン 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2796号 加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会 リスク・手数料の詳細はこちら