ウクライナ情勢をはじめとした変わりゆく環境の中で「資産を守る」ための資産形成とは?
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ウクライナ情勢をはじめとした変わりゆく環境の中で「資産を守る」ための資産形成とは?

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ウクライナ情勢や新型コロナウイルスの問題は、引き続き予断を許さない状況であり、世界は刻々と変化しています。資産形成においては、より高いリターンを得ることが注目されがちですが、当社では、昨今のような環境だからこそ「資産を守る」ための資産形成に、より注目すべきであると考えます。

「資産を守る」と言ってもいろいろな意味がありますが、今回は、モノの値段が値上がりすることにより、同じ金額でも購入できるものが減ってしまう実質的なお金の価値の目減りなどから「守る」ことを中心に考えてみます。

「資産を守る」ためには、預貯金などへの集中を避け、適切な分散投資を行なうことが重要です。今回は、インフレ、円安、集中投資のリスクという3つの切り口で、資産価値を守ることに関する考え方をご紹介します。

インフレ

最近、ウクライナ情勢(ロシアへの経済制裁)、コロナ禍による物流の混乱、人手不足などを受けて、原油や穀物などの値段が上がっているというニュースを頻繁に目にします。
実際に、ガソリン価格のほか定番のお菓子やコーヒーチェーンのコーヒーなどの値上げも相次いでおり、生活に影響が出ていることを実感されている方も多いのではないでしょうか。

これまで長い間、日本は世界でも例外的にモノの値段があまり上昇してこなかったため、インフレに対してはあまり心配してこなかった方が多いのではないかと思います。しかしながら、前述のように世界の環境は変わってきているため、今後、長期的に物価の上昇傾向(インフレ)が継続するようになる可能性があります。その場合について、少し考えてみましょう。

インフレでモノやサービスの値段が上がるということは、例えば今まで1万円で買えたものが1万円では買えなくなるということですから、おカネの価値が下がるということです。
つまり、長期的にインフレが継続した場合、時間がたつにつれて、同じ金額のお金で買えるものが少なくなるということです。

私たちがお金を使わないで貯金する場合は、その多くは将来必要な時に使うためでしょう。しかし、インフレのときにはせっかく貯めたおカネの価値が目減りしていくことになります。(もちろん、一般的にはインフレ率が上昇すれば預金の利率も引き上げられるため、おカネの価値の目減り分はある程度カバーされると考えられます。)

今後、インフレが加速・長期化し、時間の経過とともに現金の価値が下がる状況になってしまうことを考えれば、現金・預金に資産を集中させておくことのリスクを考慮すべきです。

インフレによって資産価値が目減りするのを防ぐ方法としては、例えば資産の一部をモノ・サービスの値段と連動するもの(物価連動債券、貴金属、エネルギー価格に連動するETFなど)にも分散して振り分けておくことが有効です。

物価と連動する資産を保有していれば、当然、物価が上がった時には利益が出ますので、物価上昇による現金の相対的な価値の減少を埋め合わせることができます。もし、物価と連動する資産の価格が下がってしまっても、それ自体は残念なことですが、それは同時に物価が下がったことを意味しますから、現金の相対的な価値の増加により購買力は維持されることになります。

インフレに対応した投資については、こちらの記事もご覧ください。

円安

為替が円安方向に動いています。
直近の円安は主に日本銀行(低金利維持・バランスシート拡大)と主要先進国の中央銀行(金利引き上げ、バランスシート縮小方向)の政策スタンスの違いによるものと見られています。

円安は、私たちの資産運用にとってどのようなインパクトがあるのでしょうか?
ご存じの通り、日本は原油や天然ガスなどのエネルギーや食糧の多くを輸入に頼っています。それ以外も医薬品(新型コロナのワクチンも輸入品です)、通信機、衣料品など日本国内で消費される様々な製品を輸入しています。
円安ということは、これらの輸入品の代金を支払うために今までよりも多くの日本円が必要ということですから、結局、広範囲なモノの値段が上がること、つまりインフレ要因となります。

今までは輸入品の値段の上昇インパクトを企業が一部吸収し、商品価格に転嫁しないことが多かったようですが、それには限界もあり、最近では小売価格の上昇を感じる方も多いでしょう。
海外に(外貨建て)資産を持っている人や、海外に外貨建てでモノを売っている人を除けば、円資産を多く持つ人にとって円安は資産価値が目減りすることに他なりません。

インフレへの対応策と同様に、円資産の一部を海外の外貨建て資産に振り向けておけば、円安から資産価値を守ることができます。

集中投資のリスク

これまで、インフレおよび円安で円の現金(預金)の実質的な価値が目減りすること、それを防ぐには、現金の一部をインフレに連動するような資産や外貨建ての資産に分散して振り分けることが有効であることを述べました。

例えば、原油価格の値動きは激しく、大きく下落することはもちろんあります。海外旅行中に為替レートが動いて損をした経験をした方もいらっしゃるでしょう。保有資産の値段が下がるのは誰にとっても嫌なものです。

しかしながら、繰り返しですが、円の現金を保有していれば本当に安全なのでしょうか?

1万円は10年経っても1万円です。しかし、1万円で買えるモノやサービスの量は商品価格、サービス価格、為替レートなどによって変化し、インフレ、円安時はその実質的な価値が減少してしまうことは避けられません。

既に「分散投資」を行っている場合でも、円の現金(預金)は「分散投資」の外において考えているという方も多いのではないでしょうか。
たしかに、日本で生活している以上は円の現金を一定割合持つのは当然ですし、(日本円での)使い道の決まった資金については円の現金で保有した方が安全でしょう。
しかし、日本円の現金も分散投資の資産の一部と考えたとき、日本円に集中投資しすぎているなと思われる方は、モノの値段が上がり、為替が円安となっている今、そのリスクについて考えた上で、資産価値を守る、ための「分散投資」を検討してみても良いのではないでしょうか。

この不透明な市場環境下で、今一度皆さんの資産価値の保全方法の一つとして、THEOをご利用いただけますと幸いです。
今後もTHEOをよろしくお願いいたします。

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