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【2023年1月】おまかせ資産運用THEO[テオ]マンスリーレポート

THEOは、定期的に機能ポートフォリオに組入れているETFやその配分を見直す「リアロケーション」を行います。また、お客さまのポートフォリオと目標値との乖離を修正する「リバランス」も行っています。これらはTHEOの自動運用の主な機能です。

毎月お届けする本レポートでは、その月の市況および運用状況、ならびに月初に行ったリアロケーションについてお届けします。
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各機能ポートフォリオの月間運用状況

1.グロース・ポートフォリオ

3つの機能ポートフォリオのうち、成長株式を中心として組み入れているグロース・ポートフォリオは米ドルベースで +8.02%、円ベースでは +7.21%となりました。

1月の世界株式市場は上昇しました。米国株はFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げペースを緩めるとの見方を受けて上昇しました。欧州株は暖冬などを背景にエネルギー不安が後退したことなどから上昇しました。日本株は欧米株式の上昇を好感し上昇しました。香港株は中国におけるゼロコロナ政策終了による景気回復への期待から上昇しました。

米ドルは対円で下落しました。米国におけるインフレ鈍化やFRBによる利上げペース減速観測、日銀の政策修正に対する期待などから、米ドルは対円で売られる展開となりました。

地域別の寄与度では、米国株式が +3.77%、欧州株式が +1.30%、日本株式が +0.56%となりなりました。

米国株式の中では、大型成長株式が +1.61%と大きくプラス寄与しています。新興国株式も台湾、メキシコ、中国など幅広くプラスとなりました。(寄与度は米ドルベース)

なお、2月に入ってからリアロケーションを行い、中国、台湾の組み入れ比率を下げて、米国の比率を上げる比率調整を行いました。

「THEOグリーン」のグロース・ポートフォリオ

グロース・ポートフォリオのグリーン(ESG関連銘柄)は米ドルベースで +7.65%、円ベースでは +6.84%となりました。

1月の世界株式市場は、米国の利上げペースが減速するとの見通しが広がったことなどから上昇しました。
ポートフォリオで組み入れているESGに着目したETFも全体的に上昇しました。パフォーマンスへの寄与度では北米を除く先進国や新興国などのETFが大きくプラス寄与しています。米国株では大型成長株が比較的大きなプラスとなりました。(寄与度は米ドルベース)

なお、2月に入ってからリアロケーションを行い、ポートフォリオ全体のリスクコントロールの観点から、主に米国株式のETFの組み入れ比率を調整しました。

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2.インカム・ポートフォリオ

安定した資産成長を目指すため債券を中心に組み入れているインカム・ポートフォリオは米ドルベースで +2.79%、円ベースでは +2.03%となりました。

1月の債券市場は上昇しました。12月の小売売上高や生産高などの経済指標が景気の低迷を示唆したことや、FRB(米連邦準備制度理事会)高官から今後の利上げに対して緩和的な発言が続いたことで、利上げペース減速期待が高まり金利は低下しました。欧州でも、エネルギー価格の下落を主因に、消費者物価指数などの伸び率が鈍化したことで利上げペース減速期待が浮上し金利は低下しました。日本では、金融政策決定会合で政策の現状維持が決定され金利は低下しました。その他、リスク選好的な市場環境により、新興国債券やハイイールド社債なども好調でした。

米ドルは対円で下落しました。米国におけるインフレ鈍化やFRBによる利上げペース減速観測、日銀の政策修正に対する期待などから、米ドルは対円で売られる展開となりました。

このような市場環境のなか、ファンドで保有するETFも全体的に堅調でした。パフォーマンスへの寄与度としては、米国モーゲージ証券や米ドル建て短期投資適格債券などが比較的大きくプラス寄与しました。(寄与度は米ドルベース)

なお、2月に入ってからのリアロケーションによるポートフォリオの変更はありません。

3.インフレヘッジ・ポートフォリオ

物価変動による影響から資産を守る目的のインフレヘッジ・ポートフォリオは米ドルベースで +5.56%、円ベースでは +4.77%となりました。

1月のエネルギー関連株式は、原油や天然ガスの価格が軟調に推移したものの、中国の景気回復期待や米国の利上げペース減速見通しなどを受けて堅調に推移しました。また、不動産関連株式も、米国における利上げ減速見通しなどから上昇しました。貴金属価格は、米ドルが主要通貨に対して下落したことなど受けて金価格が上昇する一方、昨年末にかけての数か月で大幅に上昇していた銀は若干低下するなど、まちまちな動きとなりました。

米ドルは対円で下落しました。米国におけるインフレ鈍化やFRB(米連邦準備制度理事会)による利上げペース減速観測、日銀の政策修正に対する期待などから、米ドルは対円で売られる展開となりました。

このような環境下、ファンドが保有するETFのパフォーマンスへの寄与度では、米国不動産関連株式が大きくプラス寄与しました。金もプラス寄与となりましたが、銀は若干のマイナス寄与となりました。エネルギー関連もプラスとなっています。(寄与度は米ドルベース)

インフレヘッジ・ポートフォリオの参照指数である輸入物価指数は前月比-3.9%となっています。

なお、2月に入ってからリアロケーションを行い、金の組み入れ比率を若干増やし、米国物価連動債の組み入れを若干減らしました。

累積収益率

※ 上記の各機能ポートフォリオのパフォーマンスおよび運用状況に係るコメントは、当月1ヶ月間を通じた弊社モデルポートフォリオに対するものです。お客様のポートフォリオにおける各機能ポートフォリオ部分は、モデルポートフォリオに基づき運用されます。モデルポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除前、税金・取引手数料控除前で計算されています。THEOのお客様のポートフォリオのパフォーマンスは、運用報酬控除後、取引手数料は無料で計算されます。また、月中の入出金や資産残高によっても、そのポートフォリオはモデルポートフォリオとは異なりますので、その運用結果は同一とはなりません。その旨ご留意ください。

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THEOの運用については、「THEOの仕組み」をご覧ください。
運用方針、運用モデルについて、詳しくは「THEOホワイトペーパー」をご参照ください。

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